インフルエンザ(INFLUENZA)

コロナ禍が収束しほっとしたのもつかの間、昨年はインフルエンザが猛威を振るいました。しかも日本では通常は流行らない夏ごろから徐々に流行が始まりました。

 

A型、B型それぞれにAソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B山形系統、Bビクトリア系統と2種類の亜型が流行しており、A型に短期間で2回かかるという患者さんも散見します。ワクチンを打ってるのに、と思われる方もおられるかと思いますが、インフルエンザウイルスは刻々と変化することが得意であるため、完全には予防できないのが現実です。入院が必要なほど重症化させないというのが第一の目的なため、かかってしまうことも致し方ありません。さらにヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、アデノウイルスといった咳鼻かぜを起こすウイルスや溶連菌といった細菌、またノロウイルスなどの下痢嘔吐を起こすウイルスの感染も増加しています。

 

本当の理由は分かりませんが、コロナ禍に厳密な感染対策が徹底され、極端にかかる人が減ったため、本来獲得するべき免疫を持っている人が減ったためではないかといわれています。 特に保育園や幼稚園に通われているお子さんが繰り返す発熱、咳、嘔吐などで長期間登園できない、家族全員がかかってしまったなどお困りのご家庭も多いかと思います。

 

ただ、これは一つ一つの病原に対しかかるたびに免疫を獲得していることの裏返しでもあります。手洗い、マスク、ワクチンなどによる予防を行いながらそれでもかかってしまった場合にはそのたびに強くなっている!と前向きに乗り切っていきましょう!
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