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NIHON PREMIUM CLINIC | ニホンプレミアムクリニック

日本での麻疹・風疹の流行について

2018/09/08新着情報総合診療科


日本では、海外からの持ち込みによる麻疹の流行に続き、数年ぶりに風疹が流行しています。

風疹抗体価は現在30代から40代男性で低い傾向があります。

基礎免疫に必要な2回の予防接種歴がない方、不明な方、特に今後妊娠を希望される方とその家族でこれにあてはまる方は抗体価の確認し、接種しましょう。

 

風疹:日本では、2012~2013年にかけて16,000人を超える大流行となりました。この流行の影響で、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群と診断され、心臓病、難聴、白内障などの病気を抱えて生まれてきました。風疹の予防接種は、以前は、女子中学生のみに行われていたため、特に今20~40歳代の男性は免疫が不十分な可能性が高いです。また、かかったことがあるかどうかも数十年前の記憶では、曖昧なことが多いでしょう。

麻疹:かぜや、インフルエンザとは違い、肺炎や中耳炎などの合併症を起こしやすく、脳炎などこわい病気にかかる可能性の高い病気として知られています。抗生物質や注射のような治療はなく、予防接種であらかじめ免疫をつけておくことが、大切です。日本における麻疹は、2015年3月27日から「排除状態」が宣言されていますが、それ以降も今回のように、海外からの持ち込みによる発生例やそれに伴う一部の流行が報告されています。今回の、沖縄の流行では、現在までに分かっている感染した99人のうち、67人が20~40歳台でした。また、その大部分が、麻疹のワクチンを接種したことが「ない」もしくは「わからない」でした。この年代の方は、定期接種1回世代のため、このように、麻疹に対する抵抗力が不十分な可能性があります。